わかっているのにシャッターを押す

なかたさん

こんにちは。前回お返事いただいてから結構時間が経ちました。

去年のフィルムフォトウォークの後に左手を5針縫う怪我をして約1年。いまだに手はしびれるけれど、写真が無事撮影出来ていてほんとにほっとしています。怪我をしたおかげで、思い切って三脚も新調してみたり(笑)
重すぎる三脚をセッティングすることができなくなってしまった。けど、今もその三脚は好きです。

夏が好きななかたさんは、この夏はいっぱい写真を撮りましたか?

私は最近「わかっているのにシャッターを押す」ことが多くなりました。

「絶対ぶれる」「絶対暗い」「写っていないかもしれない」


なかたさんはそんな時はありますか?


私もフィルムが好きで、フィルムカメラに50㎜のレンズを1本だけつけて出かけることが多いのですが、たいていフィルムがISO100か160か200。
だからカフェなんかで写真撮ってもぶれるんだよなぁとわかっているんだけど、この雰囲気やこの感じをフィルムに焼き付けたいと思うことがあって、シャッターを押してしまいます。


他の人が見たら没写真かもしれないその写真が自分にとっては好きな写真だったりします。


今日の写真は「ぶれるかも、でもぶれないかも、暗いけどいい感じになるかも。」と思って撮った写真です。


デジタルのほうがきれいに映るシチュエーションですが、「きれい=良い」も違うような気がする私はこれからもフィルムもデジタルも使っていくんだと思います。


最近広角28mmくらいの写真を撮ってみたくなっています。だいたい50㎜から望遠が好きなんだけど、これはどういう心境の変化なのか。ちょっと自分でもわからないけど、撮ってみようかな。


でもまだ広角でしっくりくるカメラには出会っていません。


こんなことを書きながらデジタルとフィルムの何が(自分にとって)違うのかなぁと考えています。


またお返事おまちしています。  


てらだ






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